25日に岩手県滝沢市で開かれたAKB48の握手会で、川栄李奈さんと入山杏奈さんがのこぎりを持った男に切りつけられ、指を骨折するなどのけがを負った事件を受け、AKB48グループカスタマーセンター長で前AKB48グループ総支配人の戸賀崎智信氏が26日、交流サイト「Google＋」を更新し、事件の詳細をファンに説明されました。

戸賀崎氏は「既にニュースにもなっているように大島涼、高城、倉持、入山、川栄の第6レーンにて、手荷物を何も持っていない犯人が、突然、入山、川栄の前で凶器をジャンパーの内側から取り出し二人に切りつけました。そばにいたスタッフが犯人が振りかざした凶器を素手でつかみ、メンバーを守ろうとしましたが、犯人はそれを振り払い、川栄、入山を、襲いました。川栄、入山ともに、手と頭などを負傷し、二人を、身を挺して守ろうとしたスタッフも手に怪我をしました。病院に搬送された後は、医師のみなさんの適切な対応で手術を行っていただき、意識もはっきりしておりますので、ご安心ください」と説明されました。

また、「オープンから握手会の運営やシステムの構築に携わって来たスタッフとして、今回、このような事件が起きてしまい、メンバーやファンの皆様に悲しい思いや、恐い思いをさせてしまったことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。本当に、本当に申し訳ございませんでした。」とメンバーとファンに謝罪されました。

 
これについてネットの反応は

「これに懲りて、こんな握手会はやめろ。荷物検査もロクにせずに、なにがご安心くださいだ」

「そもそも金儲け主義な結果だよ」

「他のアイドルグループやタレント、声優のイベントにも影響が出そうだな。」

「AKBは「会いに行けるアイドル」を謳い文句にしてたから握手会をやめれば、AKBの存在意義が無くなる」

「握手券や投票券が無くなれば売り上げ激減だな」

などのコメントがありました。

また、AKB48グループ総支配人の茅野しのぶ氏も26日にコメントを出され、事件の内容を伝えると共に、「入山と川栄と男性スタッフは病院に運ばれ手術も終了致しました。先程、公式ブログにも明記致しましたが3人ともに命に別状はございません。現在、犯人は逮捕され警察の取り調べが進んでおります」と報告し、「今後、怪我を負った入山、川栄は勿論、現場にいたメンバーも含め、全てのメンバーのケアをスタッフみんなでしていきたいと思います」と今後の方針を伝えました。そしてファンに向けて「今後の事も心配されてるファンの方々もいらっしゃるかと思いますが、まずはメンバーの心のケアを最優先にしていきたいと思います」とし、「ファンの皆様にご心配おかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪のコメントをつづられました。

運営側は「メンバーの心のケアを最優先」としていますが、今後AKBの活動やイベントに影響が出てくる事が予想されます。もし握手会や総選挙などが無くなれば握手券や投票券が付いたCDなどの売り上げにかなり影響が出そうですね。運営側は今後新たにどのような戦略、方針を出してくるのか注目です。

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